Mast Cell Tumors
肥満細胞種
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太ももの2個目と腰の3個目
検査のためまた毛を剃られました。


N大で抜糸をしてもらった
太ももの裏からリンパ節を取った傷

かかとのイボを取った傷
03/10/9

N大の動物病院に行った。
先生と若い先生が3人。
今までの経過を話し、一通りの検査をすることになった。
10時過ぎから検査が始まり、結果が出たのは午後4時。
診察の時とは違い、先生の顔がどこかやわらかい表情だったが、
「3個目も肥満細胞種です」
と言い、今後の治療方針を話し始めた。

14日に2個目と3個目を取り、
前回手術をした部分と2個目と3個目にも放射線をあてる。
ついでに、軟口蓋もレーザーで取るそうだ。
ももこの軟口蓋は手術するほどひどくはなかったはずなのに、
ステロイドで息が荒くなっている状態が続いたせいか、
ガーガーの音がひどくなり、この状態では麻酔の後が大変だから一緒に軟口蓋も手術すると言われた。

パグの麻酔はリスクが高い。

放射線については
皮膚が黒くなり、毛も生えなくなる。
直径8〜10センチくらいの円形に放射する。
だが、パグに毎回麻酔をかけるのはリスクが高すぎる。
今回は、手術で麻酔をかけたついでにするらしい。

抗がん剤については
全身の脱毛。(毛の伸びない犬種は抜けないらしい)
嘔吐と下痢。
骨髄抑制(赤血球、白血球、血小板の減少)
中でも骨髄抑制が一番出やすく深刻だと言われた。

だが、放射線と抗がん剤の治療は、
2個目と3個目の病理検査の結果が出てから決めるらしいが、
こう次々と再発するようではかなり難しい状態らしい。

血液検査の結果は、
肝臓の数値がかなり高くなっているが、
内臓への転移は見当たらない。

10月14日に手術をし、4日〜1週間の入院。
放射線を当てると傷の着きが悪くなるくなるため、
抜糸は3週間後くらいになる。



いつもの病院で処方された薬
ラリキシン (抗生物質)
ダーゼン (去たん薬)
ガスター20 (胃潰瘍)
ステロイド (無名)
今回処方された薬
プレドニン(ステロイド)2.5mgX2錠
ガスター10 (胃潰瘍)
ムコソルバン(去たん薬)
ネオフィリン (気管支拡張剤)
ラリキシン (抗生物質)
今回のステロイドは
かなり食欲が出るようです。
ハーハーは止まりません。


4個目

 

病院から帰り、9日は私の誕生日だったので、みんなで明るく楽しく食事をした。
お風呂から出てくると、
タムが 「ここ」 と鼻でももこの背中をクンクンしていた。
4個目でした。

1個目から4個目まで、全部右半分に出ています。
病院から戻ると出るという事は、病院のストレスなのかとも思ったが、
もうここまで次々と出るようでは、全身に出てもおかしくないのかな・・・

抗がん剤の副作用を考えると、
ペットの抗がん剤=死 であると思う。
癌を治すために抗がん剤で治療をし、この抗がん剤で他の臓器がやられる。

抗がん剤治療だと言われたら断ろう。
抗がん剤をしても完治するわけではなさそうだし、
ももこの苦しむ姿も見たくない。
こんなことはまだ考えなくても良い事だけど、
その時になったら何も考えられないと思う。

こんな治療はしなくても済むと信じています。
傷だらけになっても、抗がん剤や放射線治療をしないで済んでほしい。

2度あることは3度ある。だから4度目はない!
と、N大の帰りの車の中で話していたのに・・・
4個目を見たときは、タムをほめてあげて、
私も動揺せずにハサミで毛をカットして薬をつけた。

今後のことは考えず、今を楽しく過ごそう。
でも、悲しですね。
本当のところ、どうしたら良いのかわかりません。本当に辛いです。

行きも帰りも
ガーガーガーガー可愛そうでした。
闘病記続き


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