Mast Cell Tumors
肥満細胞種
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肥満細胞種1回目手術

再発 肥満細胞種発見
9月25日
イボ周辺とリンパ節を取りました。


パグのため、麻酔は特殊な物を使ったそうです。
オープンな病院なので麻酔をするところも見られるし、
手術の手元はモニターでみられ、手術室はガラス張り。
おまけに設備は人間並。
麻酔担当の先生が、パグははっきり言って嫌だといっていたが、
私も怖いけど、これだけの設備と先生4人でやって頂けるのを見ると
ちょっとだけ安心できます。

麻酔をかけた後、リンパ液を検査したら
少しだけ異常がみられたので急遽リンパ節も取った。
断脚も覚悟していたが、
イボの周辺とリンパ節だけだったので、
傷は2箇所になったものの、傷跡は小さいようです。
(こんなちょっとだけでいいのか不安だが・・・)
麻酔は、あまり使わないスパッと効いてスキット覚める麻酔だとかで、
本当にスキット覚めたため、普通の麻酔の後のような眠りにはつけず、
伏せができないのもあって一晩中寝る事ができなかった。
(病院は付き添いOKなので、私も朝まで付き添いました)
でも、痛みはさほどないようでした。

(膝蓋骨脱臼の手術をした犬は一晩中痛がって泣いていた。
ももこのこの手術の時は転げまわるほど痛がったのだろうか?)



9月26日
元気が良過ぎてうるさいとのことで翌日には退院。


午前8時頃、一旦家に帰りプータムのご飯を作り
2時間ほど寝ようと寝ていると病院から電話で、
ももこが元気でうるさすぎるから連れて帰ってくれ〜と言われた。
慌てて行くと、ワンじゃなくて
アンアン〜と言う、なんとも可愛い泣き声が聞こえてきた。
連続吠えなんてしたこと無いのに吠え続けていたらしい。
「うるさいから強制退去!」
取ったリンパ節がうまくつながらなければ腫れ上がるそうだが、
腫れもないので退院となりました。

もう2度とまともに歩けないと思っていたので、
元気に歩く姿を見ると嬉しいけれど、
10日後の病理検査の結果がでないことには喜べない。

病院で合った2匹のワンちゃんも肥満細胞種で手術をしたが、
その後5年くらい経つが再発していない話しを聞き、
前向きに頑張れる勇気がでました。


ももこに処方された薬は、
抗生剤(ラリキシン錠 )、
ステロイド(プレドニゾロン)
炎症を抑えたんを出しやすくするダーゼン、H2ブロッカー(ガスター20)
H2ブロッカーは、
肥満細胞種になると胃酸の分泌が促進され
胃と十二指腸に潰瘍ができやすくなるため。
ステロイドを飲んでいるため、水を沢山飲み、食欲も増す。

食事
癌には炭水化物が良くないと書いてあったが、
摂らないよりも摂って癌と戦う身体にしたほうが良いのでは、
と言われたので、今日から炭水化物も与えるようにした。
癌の代替療法としては、
アガリクスやサメ軟骨などがあるが、
取り合えずアガリクスを注文した。
でも、肥満細胞種には免疫を強化させることで、
ヒスタミンの生成の引き金になるようなことも書いてあった。
何がいいのかさっぱりわからない。
人間には無い病気となると文献も少ないし。
やるだけやってみよう。

プー輔とタム
プー輔とタムは、
突然の私のお泊りに不安で眠れなかったようだが、
今、タムは三日月が横になったような目をして寝ています。
1匹が病気になると、
他の犬も体調を崩しやすいので気をつけないと。

ペットとは・・・
一晩、沢山の病気の犬猫に囲まれて過ごしたが、
ここに入院できる犬猫はまだ幸せなのかな?
とも思ったが、飼い主の不注意や、
生まれつきの病気で苦しんでいる犬猫を見るのは辛かった。
ICUには、
何週間も家族交代で泊り込んでいる人たちもいた。
家族なんだからこれが当然なんですよね。
安易にペットを飼う人たちが増えているが、
突然思い掛けない病気になったり、
老後もくることを忘れないで欲しい。

今、あなたの愛犬が寝込んだら、
あなたは付き添ってまで面倒がみられますか?
毎日病院で7時間もかかる点滴をしなければならないなんてできますか?
ペットを飼うということは大変なことなんだと改めて感じました。


ももこの病理検査の結果は10日後くらいです。

ももこさんは今夜も、
あんな足をしてまでプー輔の腰に乗っていました。
元気です。03/9/26

術後12日目

こんな形に切っていた。

ももこさん、1日で体重が1k減。
佐川のドライバーにも「痩せたね」と言われていたが、
私はここ数日で3k減。
でも誰にもわかってもらえません・・・
ももこのためにも食べてしっかりしなきゃ!と思うのだが、
ももこが絶食で手術となると食べられないものですね。
手術が終わり、ももこから目を離しても大丈夫と言われた深夜に
やっとおにぎりと缶コーヒーを口にすることができました。
手術に備えてがーがーにならないよう冷房ガンガンの部屋にいて、
術後もICUは暑いからと一般病棟のエアコンの前でも頑張って一晩過ごしました。
普通なら絶対に無理なことでも、こんなときには出来るものですね。



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