Mast Cell Tumors
肥満細胞種
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21日 19日



病院の玄関








左脇


頬の上の

左腰脇


針検診をしたので
赤くなってしまった


口の中のは
大丈夫だろうと言われた


















今回処方された薬
プレドニン(ステロイド)5mX朝2錠
ガスター10 (胃潰瘍予防)
ムコソルバン(去たん薬)
ネオフィリン (気管支拡張剤)
ラリキシン (抗生物質)
(膀胱の細菌と頬の化膿用)



03/10/20
 大学病院へ・・・2回目の抗がん剤

12時にみっちゃんが迎えに来てくれた。
予約は2時なのに1時間で着いちゃったから、
ももこと寒い日陰の玄関の外で待っていた。
ももこはおしっこを3回もしながら嬉しそうにウロウロしていた。
人が通ると寄っていき、なでてもらって喜んでいた。
気が済むと中に入ろうと言うので
待合室でも一番涼しい場所で呼ばれるのを待った

予約通り2時に呼ばれ、
担当医ではなく若い先生に新たに見つけた2つを見せ、
前回できていた物は肥満細胞種の検査はしたのか聞くと、
してないという・・・
それで抗がん剤をしたことに唖然とした。
私も最初から決め付けていたけど、当然やってあるものだと思っていた。
で、今回はちゃんと検査してもらうことにしてももこを預けた。
血液検査と針検診と抗がん剤注射があるから
1時間半くらいはかかると言われたが、
なんと呼ばれたのは5時頃。

担当の先生から、「調べた全部に肥満細胞種が見られた」と言われ、
肩を落としている私に、「顕微鏡みる?」と言ってくれた。
ここは見せるシステムではないが、特別に見せてくれた。
見せないと私が納得しないとでも思ったのかな?
一生懸命分かりやすい細胞を探して見せてくれた。
その間にも何度もアナウンスで先生が呼ばれていたが席を離れず探してくれた。
1回の抗がん剤で落ち着いてきているようなら
2回目は減らす予定だったらしいが、新たに出てしまっているので
規定の量を打つ事になった。

1回目の抗がん剤で白血球が18000〜7000に落ちていたので、
2回目は更に落ちるから、嘔吐や元気が無くなるなどの副作用が出るそうだ。
いつもなら色々と聞きまくる私も、
ここに来るたびにガックリするせいか何も言えなくなってしまう。
出るのは溜息ばかり・・・

おしっこが出にくい話をしたら、おしっこの検査と培養検査をしてくれた。
やはり細菌が見つかった。(培養検査の結果は次回)
クランベリーのキナ酸は肝臓に負担をかけるから今は与えていない。
仕方が無い・・・

2時にももこを預けたのに5時になっても抗がん剤は打っていなかった。
まぁ、担当の先生が飼い主に話しをしてからだから仕方がないが、
待合室で待っているとももこらしき泣き声が聞こえてきた。
吠える子じゃないのに、前回の手術の後から吠えるようになってしまった。
待合室までももこの吠え声とガーガーが聞こえてくるから、
45分我慢したが耐え切れなくなり、知らない先生を捕まえて
「吠える子じゃない子がずっと吠えてるんだからなんとかして」と頼んだ。
「抗がん剤の注射は終わっているからお母さんが抱っこされて待ちますか?」
もうびっくり。
ガーガーガーガーしながら吠えてるのにそのままにするなんて!
ガーガーでぱったり逝っちゃうことだってあるのに。

やっと戻ってきたももこは、今にも倒れそうなくらいのガーガーだ。
お水を飲ませて、やっと薬が出た頃には受付も玄関も閉まっていた。
支払いは郵送されてくる用紙で支払うんだって。
結局病院を出たのは6時半ころ。
帰りもみっちゃんが迎えに来てくれたから良かったが、
とてもじゃないが電車でなんか帰れないくらいのガーガーだ。
タクシーだってこのガーガー聞かされてクーラーつけろだの窓開けろだの無理だ。
車の窓を全開にしても全く駄目だった。

ご飯もガーガーしながら休み休み食べていた。
深夜になっても止まらず、ぬれタオルを巻いて扇風機をあてても、
起き上がるとガーガーだ。

私が寝るしかないかと思い、午前1時に電気を消したらどうにか寝てくれたが、
移動するたびにガーガーだ。

パグのガーガーが始まると、病院でも触るのを怖がるのになぁ。
「待ってる時間が長かったからですね」と若い先生が言っていたが、
だったらもうちょっと気を使って欲しい。
次回も朝一の予約だが、やはり待つことになるそうだ。
なんかいい方法を考えてもらわないと。。。

病院から戻ってからおしっこが出ない。
「おしっこしてください!」と言っても、ちょっとしか出ない。
水もご飯も食べてるのに何回やってもちょっとだけ。
外に出しても同じだった。
おしっこの検査は管を使って採ったんだろうから、
その時の違和感でもあるのかな?

私は何時間待っても平気だが、
ももこをガーガーにさせない方法を考えて欲しい。


朝、食後にウンチが出た。
深夜には驚くほどの量のウンチが出た。
最初は固目で最後の方は普通っぽいウンチだった。
これだけ溜まっていたら苦しさも倍だったであろう。
おしっこ出てくれ〜〜



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待合室で待っていると、白い箱がカートに乗って運ばれてきた。
大学病院ともなると、
周りは癌だのもう直ぐ死ぬだのと言うペットばかり。
猫の面会に来ていたおばさんと話していたが、
そのおばさんの猫も
家に戻ったらすぐに死ぬから病院で延命治療をしてもらっていると言う。
死ぬのがわかっていて家に連れて帰るのは確かに嫌なのも分かる。
多分おばさんは自分の目の前で死んで欲しくないから
病院に預けているんだろう。
白い箱に入ってしまったペットも病院で亡くなったのだろう。
私は家で看取りたいと思ったが、
死ぬのがわかっていて家に連れて帰れるだろうか?
生後7ヶ月の大型犬が
もう駄目だと言われとかで飼い主さんが泣いていた。
見た目は全く普通の大型犬の子供なのに、
もうすぐ死を迎えなければならないらしい。
”15才で病気なら15年も生きたからいいじゃない。”
”お宅は8歳でしょ、うちはまだ3歳よ”
気持ちはわかるが、
いつくであっても死ぬのは誰だって嫌だよ!
人間の癌も遺伝だが、ペットの癌も遺伝らしい。
こう言うペットを増やさない方法はないんだろうか。