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2004年1月16日17日18日 2004年1月14日

ガタガタだけど走れるもんね〜

今日も自分から病院に入って行った
病院好きだし
カッコイイ先生がいるから
気に入ったらしいが
次回は1ヵ月後で
その後はもう来なくていいかもよん




新しいきれいな病院だった





この姿勢のままプー輔に抱き付き
腰を振るももこ





プー輔はよく寝る




なんてベロだ




この赤いのは驚くよね
パグの口の中には
こんな膨らみがあります





プー輔の背中にしこり発見

今回処方された薬
*プレドニゾロン 5mg
朝1錠一日おきを1週間
その後
*プレドニゾロン 2.5mg
朝1錠一日おきを2週間

*グリチロン(皮膚疾患治療薬)
湿疹、皮膚炎などのアレルギー症状を抑える薬剤。
肝臓の治療にも使う。
今回は肝臓の治療のために使用

別に飲んでる薬
*オーグメンチンS1錠半朝晩



新しいデジカメ
パナソニックDMC-FX1



04/1/15
 (木) 腫瘍科のある大学病院にセカンドオピニオンを聞きに行く

4時45分に起きてお風呂に入ってプもタムにご飯を上げ、
日テレでやってた今日の占いがあまりにも今日の私にぴったりのことで、
それも、いいことばかりの1位だったからちょっとご機嫌モードになる。
私達も味噌汁にご飯に目玉焼きに前夜の残り物でしっかり食べ、6時50分出発。
8時10分着。
病院に着くなり思い掛けない人から声を掛けられてびっくり。
3年前までももこを診てくれてた、
もんちゃんラブラブ先生がスーツ姿で待合室にいたのだ。
占いといい、この先生といい、今日はどー言う一日になるのか楽しみになってきた。

今日は腫瘍科と繁殖科の日だが、
患者のほとんどが腫瘍科に来た犬猫ばかり・・・予約が取れないのもわかる。

ももこが呼ばれた。

・・・
今日はいいこともあったけど、ショックなこともあり、
なんだかとても悲しい気分なので、続きは明日にします。

仕事人は出張でいないので、一人でぼーっとでもしようかな・・・
なんかよくわからないけど、悲しいんです。


・・・・・・つづき

最初から治療を希望していた腫瘍科。
2ヶ月待ちとのことで行く事ができなかった。腫瘍で2ヶ月は待てません。
それでもどうしても診てもらいたくて予約をしてもらった。やはり2ヶ月。
やっとこの日がきた!
はっきりしゃべるちょっと怖い感じの教授だとは聞いていたが、
案の定、こちらが口を挟むと怒られた。
でも、検査の後ちゃんと聞いてくれると言ってくれたが、
やはり何しに来たの?って感じだった・・・
問診表と一緒に提出した今までのことを書いた資料を見ながら少しだけ話をし、
取りあえずここでも一通りの2万円くらいする検査をするけどいいか?と聞かれ、
今後の再発についての話だけの予定だったが、
他に再発してるかのチェックにもなるから検査を頼んだ。
ちょっと怖いけどはっきりしゃべるこの教授に気持ち良さを感じた。

パグの場合はガーガーするから、検査ごとに私に返すから外にでも出ていなさい。と、
なんて気の利いた嬉しい言葉だ!
ちょこちょことももこが戻ってきたが、以前の病院のようなガーガーは無い。
それに、とてもカッコイイ先生に抱かれて帰って来るももこはうっとり顔だ。
この若い先生もはきはきしていたし、必ず飼い主と話しをしていく。
先生達はみんなネクタイ姿。シワシワの白衣着てる人なんか誰もいない。

教授とは別の問診で、作っていった資料について助かりますと言われたし、
撮っていた腫瘍画像も見せると預からせてくださいといわれ、
今までの血液検査の結果なども見せると感心されたが、
私はこの日のために全部もらっておいたのだ。
それに、セカンドオピニオンとは言っても、ここは腫瘍専門。
少しでも情報をもらえるためにこちらも必死だ。

検査が終り個室に呼ばれた。
レントゲン、エコー、触診では再発はみられない。
ステロイドも9月から飲んでいるのなら1ヶ月で完全に切る。
一日おきに5mgを2週間。(1/8からの1週間も入る)
その後は2.5mgを2週間で終り。
パグとゴールデンの肥満細胞種は他の犬とは違い、
グレードT(1)の場合が多いから、ステロイドだけで治療することができる。
その後再発した場合もステロイドで治療する。
抗がん剤の必要ない。
今後、定期的に検診に来ていれば再発したときには2ヶ月も待つことはない。
癌だからって飼い主が落ち込むことはない。
この病気は一度なるとまたいつなるかわからない病気だが、
次に出たらまた薬で治療すればいいんだから暗くなる事は無い。
2箇所で治療するのは犬には可愛そうだし、
この子が良くなるためには何がいいかが一番だ。
この子が良くなればいいんだ。

今後どっちの病院で治療をするか聞かれた。
とうとうこの時がきたから一瞬舌がしびれた。頭の中で色んなことが駆け巡った。
でも、ステロイドの切り方や今後の治療、腫瘍を数多くみている専門家、
自信のあるはっきりしたしゃべり!
もーお願いするっきゃないじゃんね。「お願いします」
思わず涙が出てきた。
先生は何でもはっきりとしゃべってくれてとても嬉しいです、と話すと、
私はこういう性格だし、沢山診てるからね!という。
本当なら、簡単に説明して終りでも良かったみたいだが、
私の持っていった資料や、ネットで相談した先生との関係、
抗がん剤が終わってるのにもかかわらず診てもらいにくる熱意が伝わったみたいで、
色んな話しをしてくれたし、聞いてもくれた。嬉しかったぁ〜

ももこがうっとりしていた若い先生が薬を待合室に持ってきたときに、
「分からないことは何でも聞いてください」という。

やってしまった抗がん剤について聞くと、
抗がん剤を使ったことで悪い方向にいってるわけじゃないから大丈夫だと言われた。
ビンブラスチンも、今後使うような病気になっても大丈夫。
ステロイドが効かなくなっていると言われたが、どういうことなのかも聞いてみると、
効果のある薬の量が最低で10mgだから、
5mgを飲んでる段階で減らしているという事らしい。
ももこが10mgを飲んでいたのは、抗がん剤を始めた2週間だけだ。

肝臓の数値は少し高めだから今までとは違う肝臓の薬が処方された。
膀胱炎と足腰に関しては今まで通りM病院で診てもらう。
白血球は7,400で正常値だが、
抗がん剤を打ってから一番落ちている時期だからというと、
今後も定期的にM病院で検査するように言われた。
ステロイドを切ってる段階でトラブルが出た場合は、
どの病院でもよく使う薬だから、M病院で診てもらってよい。
次は1ヶ月後の2月12日午前9時。
楽しい話しもしながらしっかり質問にも答えてくれた。
後で思えばあれもこれも聞きたいことが出てきたけど、済んだことだからいいか。

今までの大学病院が悪いわけではない。
犬種によっては抗がん剤がいい場合もある。
ただ、パグは特別だと聞いていたから気になったのと、
今後再発した場合の治療について不安だったから別の意見が聞きたかっただけ。
でも、腫瘍を学ばれている先生の中にも、
パグの多発性肥満細胞種には抗がん剤がいいと言う先生もいる。
治療はどんどん変わるから仕方がないらしいし、考え方も違うし、状態にもよる。
出来る場所やグレードによっても治療は違う。
肥満細胞種は色んな場所、形で出る怖い病気ということだ。

今日はももこの足がガタガタで、病院でも歩き方について聞かれたが、
おしっこが溜まってるのと、ステロイドが切れ始めたから痛みが出始めたのか・・・
おしっこはカテーテルで抜くと言われえたが膀胱炎がひどくなるからと断った。

帰りの車の中で、ももこの口の中に赤い物を発見。
仕事人は昨日の夜からあったよ、と言う。だったらなんで教えてくれないんだ!
今夜はこれが気になって仕方が無かったが、深夜にじゃがりこを上げると
右の歯で噛んでるときにこの部分も噛んでいる事がわかった。
多分噛んで赤くなったのだろう。
プロポリスを付けて一晩様子をみることにした。
が、
プー輔の背中にしこり発見。
ももこに出来たのとはちょっと違い、かなり硬い。
まさか・・・とは思ったけど、もう1匹も2匹も変わらないや。
プー輔も肥満細胞種だとしたら私に任せろ!どーんとこい!

悲しかったのは、ももこの口の中の赤いのと、プー輔のしこりのこともあったが、
治療の違いについてショックを受けたのが一番だったかな・・・

夜、あまりにも足がひどいから分院に電話をした。
今日は寒いから足が痛いとかおかしいと言う犬が多かったそうだ。
寒いせいもあったのかもしれない。レーザー通おう!

もんちゃんラブラブ先生にこんな所で会ったのも何かの縁だし、
抗がん剤が一通り終わってから予約が取れたのも、きっとこうなる運命だったんだろう。
過ぎたことは後悔しないで前向きに頑張ろう。
ももこ、負けるな!!







ウンチ=夕方綿棒で少量出た。
おしっこ=今日も出が悪いが、体重は12.7k。


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